1. TRIODE TRV-A300XR
美しいデザインと本格300Bサウンドのバランス型モデル
- 価格帯:約30〜35万円
- 出力:8W + 8W(300Bシングル)
特徴:
- 国産ブランドTRIODEのロングセラーモデル
- 真空管付き完成品で、箱から出してすぐ音出し可能
- MMフォノ入力付きでアナログファンにも嬉しい設計
- 洗練された赤いシャーシはインテリア性も抜群
おすすめポイント
このアンプは「300Bの入門機」として、私がまず最初におススメしたいモデルです。理由としては、音のキャラクターが非常に「ニュートラル」でクセが少なく、どんなスピーカーを鳴らしても“艶やかさ”や“空気感”を感じるという点が挙げられます。また、見た目もおしゃれで、赤いシャーシは写真で見るより実物のほうが深みのある光沢をもち、「所有する喜び」を感じることができます。デザインと音のバランスが本当に良い一台で、価格以上の満足感を味わえるアンプだと思います。

TRIODE プリメインアンプ TRV-A300XR
TRV-A300XRは、300Bの魅力をシンプルに引き出すA級シングルアンプです。固定バイアス方式ですが、天面にバイアス確認用のメーター、バイアス調整ボリューム、ハムバランスボリュームを設けてありますので、真空管交換時にも簡単に最適な調整が...
2. Willsenton R-800i(300B + 845構成)
驚異的なコスパを誇る大型ハイブリッド機
- 価格帯:約40万円前後
- 出力:約22W + 22W(845シングル/300Bドライバー)
特徴:
- 845×2本による豊かな駆動力とパワー
- ドライバー管に300Bを採用、音の色気も十分
- トランスがしっかりしており、スピーカーをしっかり鳴らす
- バランス入力(XLR)対応
おすすめポイント
「この値段でこのサイズと構成?」と最初は疑ってしまうくらい、圧倒的なコストパフォーマンスだと思います。845の力強さと300Bの艶やかさを一台に詰め込んでおり、大型スピーカーも余裕でドライブできる力強さがあります。音の印象としては、繊細さよりも「朗々と響く」「ステージ感が広い」タイプで、ジャズやボーカルの“ライブ感”を楽しみたい人にはピッタリです。重厚なシャーシも高級感があり、リスニングルームの主役になれる存在感があります。
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3. Line Magnetic LM-210IA
高級感があり音質とのバランスがとれた300Bアンプ
- 価格帯:約45〜50万円
- 出力:8W + 8W(300Bシングル)
特徴:
- 本格的な300Bサウンドを追求した設計
- 高品位トランス&手作業による美しい配線
- シンプルで高級感ある外観、リモコン付き
- 欧米のレビューサイトでも高評価
おすすめポイント
Line Magneticは個人的に「Western Electricの精神を現代に蘇らせたブランド」だと思っています。その中でもこの210IAは、“日常に使える高級機”というポジションで、音質・デザイン・機能のバランスがとれたモデルです。音は柔らかく温かみがありながら、低域はしっかり締まっており、聴き疲れしないのにしっかり感動が残るタイプといえるでしょう。「そろそろ本格的な300Bにグレードアップしたい」「ずっと長く使える1台が欲しい」という方におすすめです。
まとめ
モデル名 | 特徴 | 価格帯 | おすすめ |
---|---|---|---|
TRV-A300XR | 国産・艶やか・MMフォノ入力 | 約35万円 | 初心者から中級者まで万人向け |
Willsenton R-800i | 845+300B・高出力 | 約40万円 | パワーと色気を両立したい人に |
LM-210IA | 本格300B・高級感・長く使える | 約45万円 | ハイエンドの第一歩に |